この内容は音声ファイルからも聞くことができます。
次の英文を見てみましょう。
A: I am so glad that you came!
B: Oh, no problem We had to come.
A:よく来てくれたわね。
B:どういたしまして。来ないわけないじゃない。
George Floyd came home for the last time and people across the country came all the way to attend his funeral, saying they had to come.
ジョージ・フロイドの遺体が返ってきました。そして全米の人たちが遥々遠方から彼の葬式に出席しました。かれらが言うにはなんとしてでも来たかったというのです。
自然体の日本語に意訳したので、直訳すると、
We had to come
我々はこないといけませんでした。
ですが・・・
意味不明ですね?
別に義務、責任から来ないといけなかったということではなく、
「どうしても来たくてしかたがなかった」ということです。
ここで注意してほしいのは・・・
mustはhave to と同じ意味ですから、
ではmustを使うと、
We must have come となりますが、こうは絶対に言いません。
なぜと聞かないで、素直にそう覚えてください。
「どうしても・・・・したい」はhave to
「どうしても・・・したかった」はhad to
です。
さて、次はどうでしょう。
Did you see that movie? You didn’t get to see it yet? Oh! You must see it.
あの映画観た? えっ、まだ観てないの? 絶対観たほうがいいよ。
「絶対・・・したほうがいい」という意味で使うmustですが、
ややこしいですが、
今度は別にhave to, must どちらでも使っていいです。
ただ、mustを使う人のほうが圧倒的に多いですね。