久しぶりのブログです。
これからは毎土曜日に書いていこうかと思います。
よろしくお願いします。
今日は、私のことをもっと知っていただきたくて、
英語を学ぼうとしたきっかけについてお話しましょう。
中学、高校ではほとんどの日本人は6年間英語の授業が学校であるわけですが、
その6年間の英語の授業では話すまでには達していないという状況がほとんどですね。
よほど、何かの動機づけがないと、それ以外に英語を猛勉強しようとはしないでしょう。
私の場合は、その特別な動機付けがたまたまあったのがラッキーでした。
高校1年生の頃、日本政府の負担でアメリカの高校に1年間留学できる制度がありました。
それにたった2名が応募しました。
私と私の学友です。
結果は、わたしは選ばれず、友達のほうが選ばれました。
彼は台湾人で子供の頃からインターナショナルスクールに行っていたので、英語はペラペラでした。
それは不公平だなとは思いましたが、しかたなかったです。
アメリカの高校で楽しくやっている様子が手紙と写真で送られてきました。
(1960年代の頃なので)
すると、ますます悔しさがこみ上げてきました。
父親もそのことに気づいていました。
ある日、父親がこう提案しました。
「そんなにアメリカ留学したいなら、日本の大学を卒業してからアメリカの大学に行けば?」
「えっ! 学費だしてくれるの?」と聞きました。
「まず、日本の大学を卒業したらだよ。
日本で会社に就職するときに、
日本の大学を卒業しておかないと不利だからさ」と作業をしながら私の顔を見ないで言いました。
「だったら、行きたい!」と即答。
それからはそれが英語を勉強する動機づけになりました。
それからすぐに高校のESS(英語研究会)サークルという部活にも入部しました。
でもそんな動機付けがあなたに運よく転がってくるわけではありません。
だから、自分で工夫して英語を勉強しなくてはならない状況を作り出すことも重要です。
私は試行錯誤間違った方法論で英語を遠回りして勉強しました。
でも、不思議なことにやめなかったのは、動機付けが強烈だったからでしょうね。
当たり前のことを言いますが、どんな習い事をするにも、動機づけがしっかりしていないと
途中挫折をします。 これまで生徒さんの途中挫折は数え切れないほど見てきました。
そして、「この英語教材は、また、この英語学習法は自分に合わなかったから」と諦めてしまいます。
また、「今は忙しいから時間ができてからやるさ」という実例も見てきました。
結果はあとでやり始めた人などいないです。
教材は購入してほこりにかぶったまま。
「高松さん、私はマジで英語を習得したいです。海外に仕事でよく行くので」
というビジネスマンにもレッスンをしました。
でも、多忙の渦に飲み込まれて、
「いつもすみません!明日のレッスンもキャンセルさせてください」
の連続で持続が難しかったです。
多忙な場合は、生活のリズムのなかで何を優先させ、何を削除するかの問題です。
問題は、やはり、しっかりした動機づけです。
私は英語学習は持続できましたが、
その他の習い事は挫折しています。
わたしも、意思が弱い人間なんです。
だからこそ、よほど強い動機づけや、やらねば!
という環境に追い込まれないとできません。
次回は、その後の英語学習の経過についてお話します。
私も最初からうまくやっていたわけではないので、失敗談も含めて
お話します。