テレビのCMが良い例ですが、同じことを2、3回繰り返すと、その分記憶に残ります。
今日のテーマは「独り言トレーニング」なのですが、
同じ内容をお話ししたことがあるので、既にご存知の方もいらっしゃるでしょう。
でも、再び思い出し実践するという意味で、繰り返しは悪くないでしょう。
そこで今回は、ちょっと違う観点から説明しましょう。
一度読んだだけでは正しく理解していない場合が多いので、
誤解を避けるためにも、もう一度、今日の記事を是非読んでみてください。
よくある誤解とは何でしょうか?
「日本語で思考しているのを英語にするなんて、自分にはレベルが高すぎる」
そんな風に思ってはいませんか?
そんなことを言っているのではないのです。
かなりの上級者でさえ、思考を全部英語にするのは厳しいでしょう。
あなたにやって欲しいことは単純で、
架空の人物に英語で話しかける
ただそれだけです。
英語のネイティブの友人や、恋人や、結婚相手がいるという前提でやればいいのです。
ちょっと滑稽なシーンですよね。
誰かに見られたら、頭がヘンと思われてしまうかも知れません。
独り言をボソボソ言いながら、にやにや笑いながら歩いている・・・
頭がおかしいのかな?と思ってよく見ると、
イヤフォンを耳に差し込んで、スマホで相手としゃべっているだけ・・・
最近はこんなシーンをよく見かけますので、心配無用です。
でも相手がいないのに、ひとりでしゃべるなんて無理!と思いますか?
よく考えてみてください。
● 落語家はひとりで複数の人としゃべります。
● 仏壇にむかって故人と喋る人もいます。
● 可愛がっている犬に話しかける人はいくらでもいます。
● クリスチャンは神様に毎日話しかけています。
● 次回大勢の前でするプリゼンテーションを声に出して練習する人もいます。
● 結婚式でのスピーチを練習する人もいます。
● 生まれたての赤ちゃんに話しかける母親もいます。
いかがですか? そんな不自然な行為でもないですね。
さあ思い切って、架空の人物に毎日話しかけましょう。
架空の恋人、友人、家族にです。
最初は気恥ずかしく感じますが、慣れれば気にならなくなります!
今回は、比較的上級者向けの練習法でしたが、
次回は初心者の場合はどうしたらいいかについてお話しましょう。
めちゃくちゃ簡単です! お楽しみに。