この方法は Michigan University で開発されたとか聞いていますが、
真相はどうでもいいでしょう。
大切なことは、前回触れたように、英文を何度も読むというトレーニングです。
もしあなたが全くの初心者だとしたら、
言い換えれば、中学英語の構文もわからないとしたら、
読む英語文章は、基本構文を扱ったものがいいでしょう。
物語を読むのは、基本構文を卒業してからにするべきです。
さて、基本構文を繰り返し読むときに、
ついでにやっていただきたいのが、
この substitution drill です。
いわゆる 「置き換え練習」 のことです。
例を挙げます。
現在完了の英文に出会ったとします。
I have eaten Sushi before.
(寿司を食べたことがある)
これは「経験」を表す現在完了ですね。
であれば、以下のように自分で自由に単語を置き換えていきます。
I have eaten raw fish before.
生の魚を食べたことがある。
I have played the piano before.
ピアノを弾いたことがある。
I have played basketball before.
バスケをやったことがある。
I have met Harry before.
ハリーにあったことがある。
I have met him many times.
彼には何回も会ったことがある。
I have met him only once.
彼には1回だけ会ったことがある。
He has met him, too.
彼も彼に会ったことがある。
たったこれだけでも凄くいいトレーニングになり、
どこにいてもいつでも一人でできます。
大切なことは完ぺき主義にならないこと、
間違っていても気にしないことです。