いつもあまり学校では習わない実践的な英語表現をご紹介しているブログですが、今日は人と会ったときの表現です。
7種類紹介しますが、どれを使ってもいいというのでなくうまく使い分けてくださいね。
そして定義がちょっと曖昧な世界、割り切れない世界です。
- How are you?
中学1年生の英語の教科書に必ず出てきますね?
アメリカ在住の日本人からこんな質問を過去に受けました。
「アメリカに住んでいる日本人ですがこんな表現は聞いたことがないです。この表現は間違いですよね」
回答は、「いいえ、使います。若い人が使うのを何度も聞いたことはあります」
その質問された方の場合、そういう表現を使う環境に暮らしておられなかったのでしょうね。フォーマルであることは間違いないです。自分がどういう人たちと付き合っているか、どんな環境で暮らしているか、自分の年齢がいくつかなどによって使う言葉は異なります。
例えば、工場で勤務する若い世代のブルーカラー労働者とかだったら、おそらくあまり使わないでしょう。
- How are you doing?
まあ、確かにHow are you? よりはこちらのほうがわたしもよく聞いたしわたしもよく使います。ごく一般的な挨拶です。
- How’s it going?
How are you doing? よりはくだけた感じがします。私が大学生だった頃、わたしの友人たちがわたしに向かって一番多く使った表現は実はこれです。でも高齢者でも使いますよ。超高齢者でも気持ちが若い人は使うし、人それぞれです。ただ、この文章のあとにmanをつけたらまあ若者の英語ですね。
How’s it going, man?
このmanには意味はありません。
- What’s up?
そろそろかなり若者限定の領域に入ってきました。高齢者が10代、20代の方にこれを使うと笑われる可能性は高いです。ですから、これも言い方次第で、ふざけて言っている場合はおかしくないですね。
- How’s it hanging?
完全に若者英語です。別れるときにHang in there! (直訳;ぶら下がっていてね)という表現があります。日本語では「頑張ってね!」にまあまあ相当する感じです。ですから、「木から落ちないでなんとかぶら下がっているかい?」というイメージから、まあ「うまくいっている?」と訳しましょうかね。
- Sup?
先ほどWhat’s up?という表現を紹介しましたが、発音は’s up? と発音する人が多いです。それでSupと書くようになりました。
- How do you do?
これは一番頻度が低いです。めったに聞きません。My Fair Ladyという映画を見た方は覚えているかもしれないですが、イライザがこれをよく使っていました。わたしの義理の母親はよく使っていました。英国英語オタクだったので。
わたしの知っているのはこれぐらいです。