この内容は音声ファイルから聞くことができます。
今日は諺(proverb)を紹介します。
どれぐらいの頻度で使われているかの調査はしていませんが、
私が過去に聞いたことがあったのでご紹介します。
He who pays the piper calls the tune.
(金を出すものに決定権がある)
コロナウイルスのことでWHOのことが話題になっていますが、
中国がWHOに多額の資金を出しているため中国に配慮した発言を
WHOがしたということをYou Tubeで知りましたが、
まさにそんな状況のことを言います。
(解説)
「笛吹にお金を払う人が曲をリクエストできる」
という昔の習慣から由来する諺。
「金がものをいう」という意味でも使われます。
例文を作ってみます。
例文1:
A: I know. Mr. Smith funded this venture,
but I don’t think he should be running it.
B: You may think his method is wrong,
but he who pays the piper calls the tune.
A:スミス氏がこのベンチャー企業に出資したのは知っていますが、
彼が運営すべきではないと思います。
B:君はかれの方法が間違っていると思うだろうけど、
金を出すものに決定権があるからね。
例文2:
Bribe is so common in China.
If you want to get promoted, he who pays the piper calls the tune, you know.
中国では賄賂は頻繁さ。
昇進したけりゃ、お金がものを言うからね。