「英語を学ぶには英語圏に暮らす、又は短期間滞在するのがベストだ」
と考える方がたくさんいらっしゃいます。
それは間違った発想ではありません。
私が10年間アメリカに暮らしていたこと、そして家族がアメリカ人であるということは
私の英語力に関係ないとは言い切れません。
しかし、英語圏に暮らしていても英語が話せない日本人は多いです。
その逆で、日本に暮らしていても日本語が話せないアメリカ人も、私はたくさん知っています。
例えば、短期間の語学留学では、ほとんど英語力アップにはつながりません。
長期の観光旅行と考えれば、それはそれでいいのかも知れませんが・・・
英語圏に永住している方で、私の英語教材を購入してくださる方は多いです。
英語圏に住んでいるだけで英語が上達するとは限らないからです。
要は、英語を日常で使っているかいないか、それが問題なのです。
逆に言えば、日本にいても英語を使う生活をしている人は、英語が話せるわけです。
当たり前のことですよね?
とは言っても、
「英語を使う機会がないからしかたがないじゃないか」
「英語を使う仕事ではないし、家族がアメリカ人でもないし・・・」
などと反論されるかも知れません。
本当にそうでしょうか?
いくらでも、工夫はできるはずです。
例えば私の場合、アメリカ生活を終えて帰国してからの方が英語力がアップしています。
日本で生活しながらも、英語力をブラッシュアップする工夫をしてきたからです。
アメリカでは、TVニュースは100%完璧に理解できていたわけではありませんでした。
聞き取れない部分がいつもあり、アメリカに暮らしているくせに、と感じたことを思い出します。
今は日本にいて、アメリカのTVニュースが100%完璧に聞き取れます。
原稿をおこすこともできます。 人名や固有名詞はスペルが様々なので書けませんが。
日本にいるから英語が苦手、英語が上達しない、などと決めつけないでください。
じゃあ、どうやって日本にいながら???? ですよね?
それについては、次回お話します。