単語の暗記は、皆さんの頭痛の種かも知れません。
実は、私も同じでした。
今日は、私がどうやっているか、できるだけ詳細にご披露しましょう。
(1) まず英語の本から、知らない単語をピックアップします。
あなたが、興味がある内容の本を選ぶことが重要です。
自分に関係のない、興味が湧かない内容は避けてください。
(2) 知らない単語に、鉛筆で薄くアンダーラインを引きます。
(3) 電子辞書を使えば10秒以内で意味がわかり、ストレスがたまりません。
一般に以下の理由で、電子辞書だけで単語を暗記するのは危険 と言われています。
- 電子辞書の説明や解説は簡潔すぎるので、正しい用法がわからない
- どの単語がよく使う単語で、どの単語はあまり使われないかがわからない
- 英文の中でないと、どんなニュアンスで使われるのかがわからない
ただし、今回のように英文の中で単語を覚えるのであれば、電子辞書でも安全です。
(4) 本のページの下に鉛筆で意味を書きます。
行間に書くと、その単語を暗記できたかどうかが判断できないので、ページの下に書き込んでください。
行間には参照番号をふり、そのページの下の余白に日本語訳を書きます。
全て鉛筆で書き込んでください。 覚えたら、あとで消すためです。
(5) 2回目読むときには、英文を読み返すのでなく、鉛筆でアンダーラインをひいてある
箇所だけみて意味がわかるかをチェックします。
私の場合、そんなに知らない単語には遭遇しないので、
100ページくらいを2~3分で終わっているようです。
ある権威ある脳科学者がいっていましたが、
脳科学的には、20分くらい経過すると、覚えたことの半分は忘れる。
そして翌日には半分以上、あるいはほとんど忘れている、
というデータがあるそうです。
だから、英語を読んだら、30分後に知らない単語だけ再度見ます。
そして寝る前に再度見ます。
これをやると翌日、100%近く覚えています。
でもいつもはできません。できるときにだけやっています。
(6) 単語を覚えたなと感じたら、鉛筆なので消せます。
これで、その本の中に知らない単語はほとんどない状態になります。
そこまでたどり着いてから再び読み返すと、結構快感です。
やるべきことはこれだけです。
完璧にやる必要はありませんが、できるだけたくさんやりましょう。
継続のコツは、「全くやらないより少しでもやったほうがまし」 と、気楽に構えることです。