前回の練習問題の解説は上の音声ファイルからでも聞くことができます。
1 父親に叱られたけど、彼は全然真剣に受け止めていない。
He was scolded by his father, but he took his father’s advice with a grain of salt.
his father’s advice のほか、his father’s statement, what his father said でもいいですよ。
2 このデザインはわたしの好みじゃないわ。
This design is not my cup of tea.
今日は文章を丸ごと覚えてください。
Now, you’re talking. は直訳すると「今、あなたは話している」となりますね?
何を言っているの? とわかりませんね。
例えば、Aの考え、Bの考え、C, D,・・・といろいろと聞かされて
あなたはどれも気に入らなかった。
しかし、ついに、「そうそう!それだよ!」
という気に入る意見を聞いたとします。
そんな時に、
「そう!そうこなくっちゃ」と言います。
それが、Now, You are talking.
Mother: So, you don’t wanna eat pasta? Well, I ordered a pizza an hour ago for you.
Son: Now, you’re talking, Mom.
母親:パスタは食べたくないんでしょ? もう1時間前にピザを注文しておいたわよ。
息子:さすが、母さん!
まあ、私が映画字幕スーパーを書くなら、「さすが、母さん」と書くかな?と思います。
「そうこなくっちゃ」でもいいかと思います。
wannaはアメリカ英語でwant to のことです。
for you はあまり意味がないです。思うんですけど、
アメリカ人ってよくfor you を使う他人に恩着せがましい国民性があるな、と感じます。
例えば、アメリカTVニュース番組の天気予報で、天気予報士がこういってました。
We’ll have snow for you in this area.
このあたりでは明日雪となるでしょう。
(直訳;このあたりではあなたのために雪にしてあげましょう)
カルフォルニアの百貨店でこんな会話が実際ありました。
買い物客が買おうとしていた服を買うのをやめて、別のを買いました。
レジで店員がその買わないことにした服をどうするか?
日本ではレジカウンターに置いたままで問題ないです。
アメリカで私が聞いた会話は、
I’ll put this back on the shelf for you
「あなたのために私はこれを棚にもどしてあげますよ」
と言って、ちょっと上から目線でお客に言って、お客が笑顔で感謝したとき、
国民性の違いを感じました。
では、宿題です。
娘:頑張って東大の入学試験に合格するよ
父親;偉い!それでこそ俺の娘だ。頑張れ!
入学試験 entrance exam
合格する pass
頑張って~するよ I’ll try to
偉い Good for you!
頑張れ Go for it!
週末と祭日はお休みです。
では月曜日に!